風街うえの

本日は今年最後のゼミでした。時が過ぎるのははやいもので、もう今年もあと一週たらずでしょう。どうってことないようで、やっぱりどこか寂しいですね。

さて、本日はクリスマスにもかかわらず、陽光の差し込む上野の路地を通り抜けながら萬年町貧民窟の跡地調査をおこないました。
クリスマスと言っても今日25日は昨日のロマンチシズムがもう年末大掃除に片付けられているようでした。スーパーマーケットのローストチキンはお正月の照り焼き鳥に塗り替えられていましたし、家にサンタクロースは来ませんでしたし。
そんなことはどうでもいいとして、敷地を歩いてみると、ちらほらと周りの開発に取り残されたトタン葺きの木造民家たちが少し傾きながら静かに佇んでおりました。休日の午前の住宅街は静かです。
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