学園祭の傍らで

さて、先日は早稲田祭で賑やかなキャンパスを横目に、われわれは厳かにゼミを進めておりました。今回はホワイトボードを中心に取り囲んで、図表を皆で編集しながら、なかなか良い具合に議論が展開したのではないかと思われます。

持ち寄った文献から論理的な支柱を探りつつ、前回からの延長で、東京における歴史的存在としての貧民窟と現代的状況としての「疲弊地区」をどう関連させて分析していくか。約4時間に渡って繰り広げられた熱いゼミを通して、大まかな方向性と具体的な調査対象も幾つか絞られてきました。
しかし、秋もうっかりしているとすぐ通り過ぎてしまい、今期の限られた時間の中で上手く成果物としてもまとまなくてはならぬ故、計画的な作業進行も考慮しなくてはいけません。
ううん、難しいですね。
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